遅道の写真作品を迎える

Lee Loo オンラインギャラリー 隠れた名作に出会える Lee Looのこと

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うれしいお知らせです。Lee Loo でご紹介している写真家・遅道さんの写真作品を、実際にお迎えいただけるようになりました。モノクロの芸術写真を、暮らしのなかへ。きっかけにしていただけたらと思っています。

ノーレタッチで届ける写真作品

デジタルで綺麗に整った写真が多いなかで、遅道さんの写真は少し違います。撮れたものをノーレタッチで、そのまま掲載して販売しています。加工で整えるのではなく、その場で写したままを届ける。それが遅道さんの写真作品です。

遅道さんのモノクロへのこだわりは、写真家・森山大道さんへの憧れから始まっています。わたしは、モノクロだからこその良さがあると思っています。白黒写真は色がないぶん、観る人が想像力を働かせて鑑賞すると、カラーとは違った背景が見えてくるからです。同じ一枚でも、人それぞれに新しい視点で作品を観てもらえたら、うれしいです。

遅道さんとの出会いや、モノクロ写真の飾り方は、以前の記事「遅道の芸術写真、モノクロの話」に書きました。あわせて読んでいただけたらと思います。

遅道さんのカメラ、GRとX100V

Lee Loo でお迎えいただける作品の撮影にも使われているカメラが、リコーのGRです。かなり前の機種だと聞いています。

遅道さんの写真の黒の強さについては、以前の記事「モノクロ写真は、かっこいい」に書きました。

GRは、遅道さんが憧れる森山大道さんも使ってきたカメラです。森山さんはリコーの公式サイトのインタビューで、1996年ごろ、フィルムカメラの「GR1」が出てすぐのころから使い始め、「それ以来GR、リコー一筋だよ」と話しています。

GRは、小さなボディに広角の単焦点レンズという形を、1996年のGR1から受け継いできたシリーズです。たとえば、GRという機種の「ハイコントラスト白黒」という設定では、白黒よりもコントラストを強めて、超高感度フィルムを使ったような、ざらついた印象の写真が撮れます。

遅道さんが使っている機種ではありませんが、現行のGRシリーズにはGR IVがあります。

最近の遅道さんは、富士フイルムのX100Vでも撮り続けています。X100Vには「フィルムシミュレーション」という機能があり、フィルムで撮ったような色や雰囲気に仕上げることができます。遅道さんがよく使っているのは「クラシックネガ」と「クラシッククローム」で、さらに自分好みにカスタムしているようです。

わたしも富士フイルムのX-E4を使っているので、この2つの色味が分かります。わたしが使ってみた感覚では、クラシックネガは暖色系の、温かみのある懐かしいトーンの色味です。クラシッククロームは寒色系の、少し静かな冷たさを感じるトーンの色味という印象です。

X100Vで撮った作品には、白黒もカラーもあります。今回 Lee Loo でお迎えいただける12点は、すべてモノクロです。X100Vの作品は、遅道さんの作品サイトで見ることができます。

わたしの好きな一枚「減速する夏」

今回ならんだ作品のなかで、わたしが個人的に好きなのは「減速する夏」です。

遅道写真作品「減速する夏」

絵画でも用いられる遠近法を感じられる構図のなかに、小さく人影が写っています。その人影があることで、物語を感じられる構成になっています。わたしがこの一枚を好きなのは、そこに理由があります。

「減速する夏」も、作品ページからお迎えいただけます。

写真作品を部屋に飾る

迎えてほしいのは、遅道さんの写真を自分の部屋に飾ったときの景色が、想像できる方です。

どんなふうに飾りたいか、場所はどこにしようか、額なしで購入したら額はどんなものにしようか——そんなふうに、作品として飾ることを自分なりにイメージできる方に届いたら、うれしいなと思っています。

作品は、A4と2Lのサイズ、額なし・額ありからお選びいただけます。モノクロ写真の額装については、「遅道の芸術写真、モノクロの話」でも触れています。

遅道さんの写真をもっと見てみたい方は、ご本人の作品サイトもあります。こちらは販売ページではありませんが、遅道さんの写真の世界をゆっくりご覧いただけます。

ご購入は、Lee Loo の遅道さんの作品ページからどうぞ。

── Lee Loo 恭子

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